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【朗報】家計簿は不要だった!!ズボラでも続けられるお金の管理とは!?

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節約というと、家計簿で月々の収支を細かくチェックするイメージはありませんか?

30代の私にとっては、家計簿といったら、のび太君のママが家計簿を見ながら「今月も赤字だわぁ。」と嘆いているアニメのワンシーンが印象的です。

 

ところで、私はブログで節約に関する記事を書いているくせに、家計簿をつけたことが一度もありません。

今回は、私みたいなズボラ人間でも実践できる家計管理の方法を紹介します。

 

<目次>

 

1.家計簿は本当に面倒臭い。

昔ながらの家計簿は、レシートを見ながら、月々の支出を費目ごとにノートに書き写していくものが多いです。かなり時間がかかりそうです。

最近では、スマホ向け家計簿アプリが多くリリースされているので、手書きからは解放されつつありますが、それでも手間はかかります。

レシートをスマホで撮影するだけで家計簿が自動作成されるという、一見ハイテクなアプリもありますが、パシャパシャとレシートを撮影する作業はアナログな単純労働としか言いようがありません。私は、このような作業は全力で回避したいです。

 

2.なぜ家計簿をつけるのか?

家計簿をつける目的は、費目ごとの支出を見える化して、無駄をなくすように改善を図ることです。

ドラえもんのワンシーンの様に、「今月も赤字だわぁ。」と嘆くだけでは、ただ時間を浪費しただけに終わってしまいます。

「のび太、ドラちゃん、悪いけど今月からおやつの量は半分にするわね。」というように、支出を削減する対策を講じてこそ、家計簿をつける意味があるのです。

つまり、家計簿をつけること自体が目的になってしまっては、意味がないどころか、手帳の購入費用や膨大な作業時間を無駄にしてしまうだけなのです。

(このような「手段の目的化」は、人間が陥りがちな罠です。)

逆に言えば、費目ごとの支出を見える化して、無駄をなくすように改善を図ることができれば、家計簿という手段にこだわる必要は無いのです。

 

3.家計簿を使わないお金の管理方法とは?

我が家では家計簿をつけておりません。

しかし、何も考えずにお金を使っているというわけでもありません。

自分では手間をかけずに、プロが作ってくれた立派な帳簿を見ながら、月々の収支をチェックしているのです。

ご参考として、私の実践している家計管理方法をご紹介します。

(割とドンブリ勘定なので、几帳面な方は肌に合わないかもしれません。)

 

(1)目標を設定する。

まずは、何のために節約をするのか、はっきりさせておきましょう。

節約自体が目的になってしまっては、普通の人は長続きしません。

私の場合は、「5年以内に住宅ローンを完済する」です。

 

(2)給与明細を見る。

みなさまは、給与明細を毎月チェックしていますか?

給与明細を見るとき、真っ先に支給欄が気になるところですが、きっちりと控除欄も見ておきましょう。

控除欄の中で、税金や社会保険料は、いくら見返してもすぐに金額を変えることは難しいです。

(サラリーマンにも節税方法はありますが、本題ではないので割愛します。)

注目すべきは、生命保険料、借入金返済額や持株会掛金など、法定外で個人的に給与控除を許可している項目です。

特に生命保険料は、見直しをせずに給与控除で漫然と支払い続けてしまうこともありますので、定期的にチェックしましょう。

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このように、給与明細の控除欄を定期的にチェックすることで、給与口座に振り込まれる金額を最適化することができるのです。 

 

(3)預金通帳を見る。

できることなら、給与口座から公共料金等のすべての引き落としを行うようにしましょう。そうすることで、毎月の主な収支を通帳の確認だけで済ませることができます。

さらにネット通帳を利用すれば、銀行で記帳する手間もかからず、パソコンやスマホで気軽に口座の収支を確認することができます。

また、支払い方法が銀行引き落としではない出費、つまり日々の買い物費用については、クレジットカード利用額で一括りに記帳されるようにしておくと、生活費を大まかに把握できます。

クレジットカード利用額の中身は、カード会社の発行する明細で確認します。

 

(4)クレジットカード利用明細を見る。

私は、クレジットカードの使える店では、100円の買い物でもカード決済にしています。そうすれば、家計の管理も楽になるのです。

クレジットカードを使うメリットの一つは、買い物の履歴をカードの利用明細で確認できるという点です。

わざわざレシートをスマホで撮影しなくとも、カード会社が利用明細を発行してくれるのです。

ただし、利用金額は店単位で集計されるので、イオンで大根と洗剤を買った場合、食料品と消耗品の仕分けをすることはできません。緻密に家計簿を記録したい方にとっては、クレジットカードの利用明細は物足りないかもしれません。

この点については、割り切って考えることです。

洋品店やレストラン等であれば、店の名前だけで支出の費目が判断できるのです。

※クレジットカード決済は、一括払いで無利息が基本中の基本です。

 

(5)現金払いは別枠で管理。

買い物は可能な限りクレジットカードで決済していますが、節約家の好む店は、商店街の八百屋や業務スーパー等、カード利用不可の店が意外と多いため、現金払いも発生してしまいます。

現金払いの出費を手軽に把握するためには、現金払い用の口座や財布を別枠にすることが効果的です。支出の細かい記録がなくても、結果的に残った金額で現金をどれくらい使っているか把握できます。

我が家の場合、食料品は妻が買うことが多いので、食費は基本的に妻に出してもらっています。妻の給与口座の貯蓄状況を見れば、食費が高くなりすぎていないか簡単に把握ができます。

(念のため言っておきますが、妻の預金残高を頻繁に確認したりはしません。ローン繰り上げ返済等の節目で教えてもらっています。夫婦関係によって、いろいろな協力の仕方があると思います。)

なお、現金払いの別枠管理は、かなりドンブリ勘定になってしまうので、なるべく金額規模を少なくしましょう。

とにかくクレジットカードを積極的に使いましょう。

スーパーでもファミレスでも、店員さんはカード決済に快く応じてくれます。

 

(6)収支を見直す。

ここまでの方法で、月々の収支を大まかに把握することができます。

ただし、把握した結果、今月も赤字であることを再確認して溜息をついただけでは、まったく意味がありません。

収支が悪い場合は、その理由を見つけ出して、対策を講じることが次の課題です。

例えばですが、以下の要領で月々の出費に無駄が無いか確認しましょう。

・給与明細→無駄な生命保険料を支払っていないか。

・預金通帳→光熱費は高くなりすぎていないか。

・クレジットカード明細→スポーツジム等の会費で無駄になっているものはないか。

 

人様の作ってくれる明細を見るだけでも、明らかに収支を悪くしている元凶を発見することができるのです。固定費だけでなく、ついつい服を買い過ぎてしまうとか、外食がやめられないといった自分の浪費癖も明らかになります。

気になったところは、変化を恐れず、抜本的に見直しましょう。

多額の固定費を出費させる無駄な契約や、浪費につながる悪い習慣を見直すことで、お金の貯まりやすい体質に改善していくのです。

最初は、毎月明細を確認しては、どこが悪いのかと試行錯誤することになります。

しかし、一度体質を改善してしまえば、その後は、明細チェックをしない月があったとしても、お金は貯まり続けるのです。

もちろん、お金が貯まる体質になったからと言って、油断してしまえば、あっという間に浪費体質に逆戻りしかねません。

なるべく、月1回は、給与明細・預金通帳・クレジットカード利用明細をチェックするようにしましょう。

給料日や月末など、チェックする日を決めて習慣化すれば良いのです。

 

4.まとめ

ここまで説明した通り、給与明細・預金通帳・クレジットカード利用明細は家計管理の三種の神器となり得る強力なツールです。

勤め先の人事部門、銀行、カード会社が、それなりのコストをかけて作っている貴重な資料なのですから、なるべく有効活用して、自分の手間は徹底的に省くことが賢いやり方であると考えています。

私の個人的な意見ですが、苦労すること自体は、美徳ではありません。家計簿をつけなくても、一部の現金払いはドンブリ勘定になっていても、結果的に目標金額以上の貯金ができていれば良いのです。

結果を出すためには、家計簿を緻密に管理することよりも、常に目標を見据え、節約すべきことと積極的に投資すべきことを明確にしておくことの方が大事なのです。

ブレない軸を一本持っていれば、不用意な出費をすることも少なくなりますので、大雑把な家計管理でも、無駄なく確実にお金は増えていくものです。

 

以上

 

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