まだブログを始めて間もないですが、これまで固定費の見直しや日々のちょっとした節約について書いてきました。
私がブログのテーマにしている「節約」については、昔からネット上に無数の情報が溢れています。
また、「金持ち」になるための資産運用テクニックを指南するウェブページや書籍も数えきれないほど世の中に出回っています。
私のブログは、そういった意味では後発である上に、唯一無二のお得な情報が満載というわけでもありません。
それでもなお、「節約マスターのブログ」は、家計に悩む方々に読んでいただく価値のあるものにしていけると考えております。
なぜなら、このブログは、節約のテクニックだけでなく、節約を継続するための心得となる原理原則に重きを置いているからです。
<目次>
1.節約で小金持ちになるための心得。
「節約マスターのブログ」は、明日からでも簡単に真似できる節約術の紹介と、節約を継続するための心得を中心に記事を書いております。
私が純資産4000万円を築き上げるまでにしてきたことは、極めて単純であり、特別な才能も必要なく、無理せずに続けられることばかりです。
そもそも、純資産4000万円という金額が、地に足のついた現実的な成果ではありませんか。
少し頑張れば、誰にでも到達できる水準です。
起業や投資で数億円の富を得た一部の金持ちの真似をするよりも、私のような平凡なサラリーマンを真似た方が、再現性が高いと思いますよ。
30代で私くらいの資産を築くことは、誰にでも可能なのです。
(現在30代以上で資産が少ない方でも、10年もあれば必ず巻き返せます。)
2.誰でも小金持ちになれる3つの理由。
誰でも小金持ちになれる理由は3つあります。
(1)平凡な収入でも十分である。
我が家の世帯年収は、600万円程度です。
これが高いのか安いのか判断するために、厚労省調査の全国平均と比較してみます。
・30代の平均世帯年収 ⇒ 558.9万円
・児童(3歳~5歳)のいる世帯の平均年収 ⇒ 721.7万円
上記のデータと比較すると、同年代の中では収入がやや多いですが、子持ち世帯としては生活が苦しい金額とも考えられます。
<ご参考>厚生労働省「2015年 国民生活基礎調査の概況」
ちなみに、600万円の内訳は、私が500万円、妻が100万円です。
経済的な事情はご家庭によって十人十色ですが、仮に夫婦で300万円ずつ稼いでも到達できるレベルなので、決して高すぎるハードルでは無いはずです。
(2)一発当てる必要が無い。
私は、余裕資金を株式投資に回していますが、成果といえば、2年間で20万円くらいの利益が出ただけです。とても億トレーダーを目指せる腕ではありません。
それでも、下手の横好きなのか、投資には人一倍の興味があるため、投資関連の書籍は、ファンドマネジャーから個人投資家が書いたものまで、いろいろと読み漁りました。
そのなかで気付いたことは、個人投資家の著書には、必ずと言って良いほど、「簡単に勝てる」と書かれていることです。
しかし、投資の世界は、「誰でも勝てる」わけではなく、必ず敗者が存在します。
投資のテクニック本は、敗者にならないための指南書とも言い換えることができます。
ところで私の推奨する「節約」ですが、誰かを犠牲にしなくても、コツコツと続けていれば、必ず誰にでも勝利が訪れます。
もちろん、投資のように、首を突っ込んだがために自分が犠牲者になるリスクも皆無です。
節約すれば、一発当てなくても、誰でも小金持ちくらいにはなれるのです。
(3)節約には競争が無い。
固定的な収入を増やすためには、給料の高い仕事に就くか、事業で成功する必要があります。
いずれにしても、高度な専門知識や特別な才能を持ち、時には運をも味方させるような、限られた人間にしか辿り就くことのできない地位です。
世の中が競争社会である限り、いくら綺麗事を並べても、高収入になれる人は限られており、努力しても報われない人がいることは、厳然たる事実なのです。
しかし、「節約」は裏切りません。
たとえ少ない収入でも、それを賢く貯蓄してあなたの手元に残しておけば、誰もその財産を奪うことはできないのです。
つまり、「節約」は、完全にあなたのコントロール下にあります。
自分には変えられない物事に一喜一憂しなくても、主体性を持ってに努力すれば、誰とも競うことなく、まとまった財産を築くことができるのです。
3.まとめ
以上のとおり、収入が人並みでも、お金儲けの特別な才能が無くても、節約すれば小金持ちくらいになら誰でもなれるのです。
当たり前の話ですが、お金は使わなければ減らないのです。
テクノロジーが発達した現代社会においては、少ない支出でも心豊かで幸せな生活を送ることができます。
そうは言っても、世の中には無数の情報が溢れており、他人と比較したり、不安を煽られることにより、不用意な出費をしてしまいがちです。
節約に大事なことは、節約術そのものではなく、節約を継続する強い意志なのです。
誤解しないでください。決して「我慢強く」ある必要はありません。
心の中に一本のブレない軸を持っていれば、時には自分を甘やかして無駄遣いをしてしまう私のような人間でも、ちょっとした資産を持つことができました。
今後も、節約術の紹介に交えて「節約の心得」についても私なりの考えを書いていきたいと思います。
以上
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