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【教育費】やっててよかった公文式!習い事の効果を最大化する秘訣とは?

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節約家にとって、一番の悩みどころは、子どもの教育費です。

 

お父さんは、昼食におにぎりを持参して、出費を最小限にしています。

 

www.fujiyama-japan-east.com

 

しかし、子どもの教育については、節約とばかりも言ってられません。

大学進学や留学など、子どもが希望すれば叶えてやりたいのが親心です。

 

そんなわけで、今回は、子どもの教育費について考えてみたいと思います。

 

<目次>

 

1.習い事に明け暮れる子どもたち

最近は、英会話や学習塾、スイミングスクールなど、習い事を掛け持ちして忙しい日々を送る子どもが増えていますね。

毎日こんなに忙しく習い事をさせて、どんな大人に育って欲しいという想いがあるのでしょうか?

 

「勉強も運動もできるし、ピアノも弾けて、その上に英語がペラペラ。」

そんな完璧人間に育てたいのでしょうか?

面と向かって親御さんに聞くこともできないので、真意は不明なのですが、その過密スケジュールからは、そのようなメッセージ性が感じられます。

 

私は、子どもは遊びの中から学び親との密接なコミュニケーションによって自己肯定感を高めていくと考えています。

自分自身の生育環境と、今まで経験や読書によって深めてきた知見の両方が、その信念を確固たるものにしています。

 

大人のような過密スケジュールを受動的にこなす日々の中では、遊ぶ時間も少なくなり、親との会話も自然と減ってしまうのではないでしょうか。

 

子どものために良かれと思って習い事を掛け持ちさせた結果、子どもは疲れ果て、教育費も青天井に膨らんでいく。

もしそんなことになったら、親も子どもも不幸ですよね。誰も得しません。

(ただし、教育産業は大いに潤うでしょう。)

 

2.習い事は賢く選ぶべき 

教育費が青天井に膨らんでいく。

 

これは、節約マスターとしては黙っていられません。

 

子どもが好きなことは、お金を惜しまず、やらせてあげるべきです。

ただし、「何を習わせるのか?」「何にお金を払うのか?」ということは、親がしっかりと理解しておくべきです。

深く考えず、漫然と月謝を支払い続けることは、無駄な固定費の増加に繋がります。

 

(1)公文式が続かない子ども

少し抽象的な話になってしまったので、具体例を交えて説明したいと思います。

 

先日、飲み会の帰りに日高屋で味噌ラーメンを食べていたときのことです。

(節約マスターを勝手に名乗ってますが、稀にこんな浪費をしてしまいます。)

 

小学校高学年くらいの男の子を連れた夫婦が、酒を飲みながら子どもに説教をしているのが聞こえてきました。

 

聞こえてきた内容によると、その子は、水泳や公文式など、いろいろと習い事に挑戦するのですが、どれも長続きしないようです。

 

(ここで、ついに記事タイトルの公文式が出てきました。)

 

その男の子は、公文式も、つい先日に辞めてしまったようです。

 

辞めたというより、お母様が辞めさせたようなのですが、その辞めさせた理由が聞こえてきた時、とても悲しい気持ちになりました。

 

そのお母様は、子どもに言いました。

「あんたは公文でも、ついていけなかったから、私が辞めさせたんだよ!」

 

公文についていけない?

実は公文のOBである私は、耳を疑いました。

公文では、仮に成績が伸びないことがあったとしても、教室の勉強についていけなくなることは、考えにくいのです。

なぜなら、公文は、生徒の習熟度に合わせて教材のレベルを上げていくからです。

例えば、小学校6年生でも、習熟度が高ければ中学生レベルの教材まで進みますし、逆であれば、小学校5年生以下の教材を使うこともあります。

 

その男の子は、なかなか上の学年の教材に進めなかったのかもしれません。

それでも、「ついていけない」のではなく、「進みが遅い」だけです。

公文では、生徒を相対的に評価するのではなく、一人ひとりの子どもと向き合うのです。

粘り強く続けていれば、学習習慣が身について、効果を得られていたかもしれません。

 

(2)公文式で成績を上げるためには?

 繰り返します。「何を習わせるのか?」「何にお金を払うのか?」ということは、親がしっかりと理解しておくべきです。

教育理念も理解せず、なんとなく入塾させて、成績アップの即効性がないために見切りをつけて辞めさせてしまう。

これでは、いくらお金があっても足りないし、子どもに辞め癖がついてしまいかねません。

 

公文は、学校の定期試験対策には力を入れていないので、成績アップの即効性は期待できないのです。でも、遅行性ではありますが、本物の基礎学力が身につく教室であると私は信じています。

 

私は、小学校5年生から中学3年生まで公文に通いました。

最初は、自分の学年より下の教材を解かされて、やる気も起きませんでしたが、とにかく毎日のように机に向かって勉強することを習慣化しました。

すると、次第に集中力が上がり、成績も伸び始めました。

中学に進学するころには、クラス内でも上位の成績を取れるようになり、高校受験では、学区内でトップの県立高校に合格しました。

 

私は、「公文は、反復学習により、集中力と基礎学力を強化する点で優れている。」と考えていました。

自分なりに、自分の習っていることの特性や目指しているゴールを理解することで、学習効果が最大限に発揮できました。

 

www.kumon.ne.jp

 

3.まとめ

 公文を例にして書きましたが、大切なことは、習い事の特性を理解し、よくよく吟味して選ぶことです。

選んだ習い事について、自分の言葉でしっかりと説明ができて、それこそブログに記事を書けるくらい理解しましょう。

(客観的な事実を正しく理解することも大事ですが、親と子どもの双方が、主観的に考えて腹落ちした理解になっていることは、より重要なことです。)

特に、子どもが小さいうちは、学習塾の教育理念や、スポーツの競技特性について本人が理解することは難しいと思いますので、親のサポートは必須です。

 

習い事を賢く選ぶようにすれば、自然と数も絞り込まれ、教育費が青天井に膨らんでいくこともなくなるのではないでしょうか。

 

そして、子どもは習い事の効果を最大限に発揮してくれることでしょう。

 

以上

 

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