暑い日が続きますね。
日本各地で過去最高気温を更新するなど記録的な猛暑となっているようです。
こんな季節に、ついつい買ってしまうのが、ペットボトル飲料です。
私も、学生時代は、貧乏なのにコンビニや自販機に随分とお金を落としたものです。
新作や期間限定の商品が出ると、うっかり買ってしまいますよね。
<目次>
1.拡大し続ける清涼飲料水の市場
一般社団法人 全国清涼飲料連合会の統計によると、清涼飲料水の生産量は、1998年以降、右肩上がりで増加しています。
2017年は2015年、2016年に続き、3年連続で過去最高を記録しました。
清涼飲料水の生産量推移(1998年~2017年) | 統計 | 全清飲
地球温暖化の影響なのか、飲料メーカーの企業努力なのか、清涼飲料の市場は拡大傾向のようです。
確かに、実感としても、職場のデスクを見渡すと、そこかしこにペットボトルが置かれています。
一日に2本以上買っている人も、ちらほらと見かけます。
そんな光景を目の当たりにすると、節約マスターとしてのアンテナが、ピコーンと反応し、アラームが鳴るのです。
「モッタイナイ、モッタイナイ、モッタイナイ」
2.意外と馬鹿にならない飲み物代
コンビニのペットボトル飲料(150円)を毎日買ったとしたら、年間の飲み物代は36,000円ですよ!
(年間の出勤日数は、ざっくりと240日で計算しています。)
以前、ランチにおにぎりを持参したら出費が減るという、かなりケチ臭い(私は好きでやってます)記事を書きましたが、飲料代の節約の方が、ハードルが低いと思いますよ。
私の職場には、幸いなことに無料で飲める給茶機(※コーヒーは出ません)があるので、ペットボトル飲料は基本的に買いません。
年間の飲み物代は、0円です。
こんな恵まれた職場にさえ、ペットボトルが散乱していることが不思議です。
3.水筒持参で節約
給茶機の無い職場では、水筒を持参すれば、飲み物代が安くなるのではないでしょうか。
<水筒を持参した場合の飲み物代(年間)>
・楽天で調べたところ、ペットボトル飲料と同じ500ml容量の水筒は、2000円程度で入手できます。
・麦茶のティーパックは、1パック10円程度で、1リットル水出しできることとします。(スーパーの小売価格と、大きな乖離は無いはずです。)
つまり、1日分(500ml)の麦茶は、5円程度で作れます。
それでは、上記の条件で、年間の飲み物代をが概算してみましょう。
水筒代 2000円 + 麦茶代 1200円(ティーパック代 5円 × 年間出勤日数 240日)= 3200円
合計は、年間3,200円です!
(1年間で水筒を買い替えるという、高めに見積もった計算結果です。)
毎日ペットボトル飲料を買った場合(年間36,000円)と比較して、10分の1以下のコストに抑えられます。
私も、休日に外出するときは、水筒を持ち歩いています。
4.まとめ
今回紹介した節約術では、年間3万円程度の節約ができます。
単体では、大したことない金額に見えるかもしれません。
3万円だけの節約効果では、10年続けても30万円です。
それなりに大きい金額ではありますが、マンション購入の頭金にもなりません。
しかし、こういった小さな努力の積み重ねが大きな効果となって実を結ぶのです。
塵も積もれば山となる。
小学生でも知っていることわざです。
誰でも知っているからこそ、人類が長い歴史の中で思い知ってきた原則なのです。
私は、どんな些細な出費も、これが習慣化したら年間いくらの出費になるか、頭の中で計算するようにしています。
小さな努力を積み上げることは、困難な道のりに思えるかも知れませんが、それは、浪費癖が習慣化してしまっているからです。
節約生活を習慣化してしまえば、後は案外苦労せずに続けられるものです。
以上
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