前回、地道な節約によって、30代前半で4000万円の純資産を築いたことについて書きました。
しばらくは、具体的な節約術の紹介をしていきたいと思います。
今回のテーマは、「生命保険の見直し」です。
<目次>
1.生命保険で陥りがちな罠
生命保険は、種類が多く、契約内容も複雑なため、ついつい漫然と高額な保険料を支払い続けてしまいがちです。
私自身も、社会人駆け出しのころ、会社の受付フロアに出入りしていた生保レディーに言われるがままに、特約がたっぷりと乗っかった保険を契約してしまいました。
もちろん、特約が全て悪いと言っているわけではありません。
テレビCMで宣伝されている「生活サポートで家族も安心」みたいな保険に入っていたおかげで救われた人だって、確かにいるのでしょう。
もしもの時に備えるリスク管理自体は、必要なのです。
しかし、独身で親元から会社に通い、持病もなく健康だけが取り柄の20代の若者が、ラーメンのトッピングみたいに特約を全部乗せにした保険料1万円/月の保険に加入することは、果たして適切なリスク管理と言えたでしょうか。
2.保険見直しで保険料は激減
現在、私は、妻と娘を扶養する身ですが、あれこれ考えた結果、会社の団体定期保険に切り替えました。
見直し後の保険料は、3000円/月です。
保険料の安い定期保険は、価格.comでも簡単に探せますよ。
3.どのような保険を選んだか?
ちなみに私は、キャッシュフローを良くするため、掛け捨てタイプを選んでいます。
(貯蓄型と比べてどちらが良いかは、意見が分かれるところですね。)
保険内容は死亡時の保険金がメインで、他に最低限必要だと考える入院・通院保障をプラスしています。
最低限の保障だけのプランを選択した理由は、以下の通りです。
・健保組合に加入しており、病気で休職しても傷病手当金が出るので、収入保障はあまり重要でない。
・ガン等の重病に罹った場合、死亡するか、治療して復職するケースが多く、命だけ助かって働けない体と一生付き合っていくリスクはあまり高くないと判断した。(仕事柄、いろいろな人を見てきているのです。)
4.安い保険で大丈夫なのか?
そうは言っても、もしものことがあったらどうするのか?不安にならないのか?と思われる方もいるでしょう。
私は、その点について、割り切って考えています。
将来を不安に思う気持ちが、保険料に反映しているのです。
高額な保険料を払って安心感を得るよりも、健康的な食事と適度な運動を心がけて病気のリスクを減らすことを、私は選択しました。
私の場合、妻が非正規雇用なので、死亡保障だけは、それなりに手厚くしましたが、これからは女性も正規雇用で働くことが奨励される時代です。
ご家庭によっては、死亡時の保険金も葬儀費用分だけで充分なことがあるのではないか。そんな突拍子も無いことを考えたりしてます。
5.まとめ
最後にまとめです。
保険を選ぶ際、私が考えるポイントは、以下の通りです。
・何のリスクにお金を払っているのか考える。
・自分のライフスタイル、経済状況にマッチしているか考える。
勧められた保険に入るのではなく、自分なりの考えを持ち、自分で必要だと判断した保険に入ることが重要です。
また次回も読んでいただけたら幸いです。
以上
おまけ
格安スマホへの乗り換えも節約効果が絶大ですよ!あらゆる費用を見直すことが大切なのです。
応援していただけると励みになります。